情報(イメージの仕方)で腰の動きが変わる その5
らくだ接骨院
今までの内容をまとめると、左軸足となった場合に右腕は内側へ捻じり左腕は外側へ捻じる動きから上半身は左回旋方向へ引っ張られるという内容でした。
今回は上半身の動きが呼吸で変わるというお話です。
みなさん、日常生活で呼吸を意識的にしたことがありますか?
呼吸の仕方でからだの動きが変わってきます。
ラジオ体操の最後で深呼吸する体操があります。
息を吸いながら上半身はどの様な動作をするでしょうか?
そうです!!
息を吸いながら両腕を万歳しながら上半身を反る動作が思い浮かんだはずです。
息を吐く場合は両腕を下に垂らしながら上半身を前に屈める動作をします。
息を吸ってからだを反る動作は体内に空気を取り入れるため、からだの容積を増やし伸びる必要があり、反対に息を吐く動作はからだの容積を減らし縮める必要があるためです。
呼吸は意識すれば感覚として実感できる動作となります。
さて、これからのお話は上半身を左右に捻じる動きに対してどの様なイメージで呼吸をおこなうと良いかというお話です。
まず、肺の場所をイメージすることが大切です。
大雑把に説明すると肋骨で囲まれている部分に肺が左右に2つあります。
ここで、上半身を左回旋させながら左肺に空気をため広げるイメージで鼻からゆっくり大きく息を吸います。
吸うことにより左肺が広がるイメージを持つと左側の背中の骨同士の隙間が広がっていきます。
つぎに、肺が広がるイメージでからだの捻じりしやすさを体験してみましょう!!
やり方
椅子に背筋を伸ばし座った状態で左右からだの捻りやすさ、からだの痛み、突っ張り感などを確認します。
ここでは、からだを左へ捻った動作がやりやすいと仮定します。
呼吸をイメージですることで、右方向へ捻る動作のしやすさを体感してみましょう!!
①椅子に座った状態で両腕を垂らした状態で右腕は内側へ捻り左腕は外側へ捻ります。
(左方向の場合は腕の捻りが反対となります)
②腕の動きと共に鼻からゆっくり大きく右肺に空気をため肺を広げるイメージでからだを右へゆっくり捻っていきます。
先ほどより、可動域が増え、からだの痛み、突っ張り感など違いが感じられたはずです。
普段から意識できない動きは、やりにくい動きとなります。
動きをイメージして意識することで脳が学習し体験することで脳はからだを制御しやすくなりボディーイメージが定着していきます。
らくだ接骨院では構造的な問題と神経機能障害の両方からアプローチしていきます。
その方の本来持っているからだの状態(癖)を把握し、日常生活で支障のないレベルまで引き上げる治療をおこなっています。
らくだ接骨院
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