情報(イメージの仕方)でからだの動きが変わる その2
らくだ接骨院
前回のポイントは
患者さん自身がトレーニングの必要性を理解し良くなっていく過程を少しづつイメージしながら実感できているかということです。
治療院で治すのではなく患者さん自身がセルフケア(運動)で良くする発想が大切です。
治療家は良くなるきっかけを作っているだけなのです。
1度の治療で良くなることは稀です。
患者さんが無意識のうちに「良くなる行動」をするように導いてあげるには
「言葉」が重要なヒントととなります。
例えば、姿勢や骨盤のズレで痛みが引き起こされるという「言葉」を良く聞きます。
筋・骨格を主体とした考えからなるもので一般的にも根付いています。
しかし、腰痛などの痛みの原因が「姿勢の悪さ」「骨盤のゆがみ」「脚が短い」などの理由は
現在では科学的根拠が低いものとなっています。
上記の「言葉」を治療家が容易に用いることで患者さんを納得させてしまうことに問題があります。
治療には流行りがあり、雑誌、テレビなどでも取りあげられることがあります。
治療院の商業ベースにはまってしまうと患者さん自身が不幸になってしまう場合があります。
これからは、患者さん自身が真実を見抜くための知識が必要となってきます。
後に、認知バイアス(誤った思い込みや偏った常識や不安)を引き起こさないためです。
「言葉」による思い込みは自分自身で痛みを作り出してしまう危険性があります。
- 姿勢が良くなっていないので腰痛が良くならないのではないか?
- 脚の長さが違うから腰痛が起きているのではないか?
- あの時、良くない姿勢が続いたから腰痛が起きたのではないか?
- 重い荷物を持ったから、腰が痛くなったのではないか?
- ずっと良い姿勢をしていないといけないのか?
これらの思い込みからくる不安が、痛みから脱却しにくい要因となっています。もう一度これらの「言葉」について考え直してみることで、痛みから少しでも解放されるのではないでしょうか。
らくだ接骨院
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