情報(イメージの仕方)でからだの動きが変わる その8
らくだ接骨院
前回はインプット作業としてマッサージやストレッチの刺激が、からだにどのような影響を与えているか考えてみました。
今回は立位時の姿勢に関与するインプット情報の1つである足底感覚について考えてみたいと思います。
立位時の姿勢を考えた場合、よく聞かれている話として、「からだの土台は骨盤です!!」
と、どこかで聞いたことがあるかと思います。
しかし、人間が立位になった時に最初に床と接する場所は足底です。
まずは、足底から姿勢への影響を考えなくてはいけません。
何度も言いますが、歩行時にからだの中で1番最初に床と接触する部分は足底となります。
足底が床につくことで足底にあるセンサー(メカノレセプター)が床の凹凸や足底に加わる力などを感覚情報として脳へ伝えます。
足底のセンサーが集まる場所は主に踵、母趾、指の付け根の3点となります。
もし、この3点のセンサーの感度が鈍ると、立位に必要な筋肉の出力調整に不具合が生じます。
そのほかにも、視覚情報、三半規管などの情報と統合して、からだが、どのような状態であるか判断し、関節や筋肉に必要な情報を送ります。
では、立位時に3点のセンサーが働くためにどこに注意したら良い?
それは、足底感覚です!!
日常では踵や、つま先に足底感覚の意識がいきがちです。
また、意識できいない方もいます。
大切なのは、意識的に床と足底が均一に接している感覚を感じとることです。
最終的に、これらの情報をもとに立位や座位で、からだを動かすために必要な筋出力の調整をおこなっているので重要な感覚となります。
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