エアコンの設定温度
在宅訪問事務所
2005年に導入されたクールビズでは室温を28℃にするのが望ましいと言われ、それが当たり前のことのように扱われてきました。
ところがその28℃という数字が、当時の環境省の担当課長が科学的知見に基づかない「何となく」で決めたものであるということがわかり、俄然信憑性のない頼りない話になってしまいました。
最近では25〜26℃程度にするのが良いとよく言われますよね(ここで大事なのはこの数字は実際の室温であってエアコンの設定温度ではないということ)。
これについてはダイキンと理化学研究所が行なっている共同研究があって、それによると
・男性は24〜26℃で最も快適性を感じる
・女性は26℃で最も快適性を感じる
・28℃でも湿度を55%以下にすると快適性は向上する
だそうです。
エアコンで身体が冷えるという方は、いったん室温を低めに設定して湿度を一緒に下げた後で設定温度をあげたり、除湿機を併用したりすることがおすすめ、ということです。
なぜ今日こんなことを書いているかというと、私たちの訪問先の高齢者の方々の部屋がとても暑いことが多く熱中症一歩手前の状態であることが珍しくないからです。
「エアコンが嫌い」というのもよく聞きますし、温度覚が鈍くなっていて暑さを感じていないということもあります。
そういった時に、上記の話をして水分補給をおすすめしているというわけです。
今年は9月まで暑さが続くそうなのでもう本当にうんざりですが、なんとか凌ぎきりたいですね。
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