情報(イメージの仕方)でからだの動きが変わる その14
らくだ接骨院
前回は頭の中でからだの動きを感じ取ることが筋感覚イメージだというお話でした。
補足として実際に筋感覚イメージは主観的なものであり、からだの動きを、イメージするだけで筋収縮おきません。
イメージが大切というお話でした。
さて、今回の運動イメージをするにあたり視覚イメージについてのお話となります。
そのまえに、筋感覚イメージは自分のからだを実際に動かしているかのように感じるイメージでしたね。
それとは対照的に視覚イメージとは自分とは別の人が運動しているのを目で見ているイメージとなります。
では、なぜイメージが大切かというと、これらの運動イメージが実際の運動をした時と同じように脳の活動場所が同じだということがわかっているからです!
実際に運動イメージを思い起こすことができなければ、動くことができません。例えば、初めて自転車に乗る場合に上手く乗っているイメージがわくでしょうか?
多少、乗れるようになってから頭の中で手、足、からだ全体を使いバランスを取りながら自転車を漕ぐイメージがつくのではないでしょうか!
まだ、筋感覚イメージがつかない状態では視覚イメージが大切になってきます。
ここでの視覚イメージは自分以外の人が自転車を漕いでいるのを実際に目で見てイメージすることです。
実際の動きを目で見て、頭の中であたかも自分の手、足を動かしてバランスを取っているイメージを持つことが大切となります。
そして、運動イメージが予測ができることで安定した運動がおこなえるのです。
人は予め学習した運動を予測制御することができます。人が運動をおこすことができるのは事前に運動予測のイメージがわかっているからです。
そして、この運動・動作予測★ に対して矛盾が生じた時に脳は不安を感じ警告信号を私たちはからだの不具合として感じるのです。
★正確にいうと運動と動作は意味合いが異なります。ここでいう「運動・動作」は体を動かすという日常的な意味合いでつかっています。
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