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らくだ接骨院

情報(イメージの仕方)でからだの動きが変わる その16

らくだ接骨院

前回は脳内では、その方にとって正常だと判断されれば姿勢を修正することが難しくなる、というお話でした。

補足として、ここでの正常とは普段から、その方が無意識にとっている姿勢となります。

今回は脳内での判断について、もう少し補足していきます。

私たちの脳では何か運動や動作をおこなう時に過去に学習した記憶をもとに

おこなっていることが前提となっています。

すなわち、私ちちがやること、考えること、感じることの大半は

私たちの意識の支配下にない、ということです。

あたかも、自分で考え判断した事柄も脳内にインプットされた

過去のデータをもとにおこなわれている、ということです。

ここで、以前のブログでもお話しした身体について面白い現象を再びお話しします。

まず、立った状態で右手を真横に上げてみましょう!

右肩に痛みや可動域制限がなければ、真横に上げられたはずです。

この動作は私たちが右手を真横に上げる、意識しての動作となります。

当然、手を上げた後に目を閉じても手を上げている感覚があります。

さらに、この手を上げる動作以外に無意識でからだが、おこなっている重要な動作があります。

皆さん、おわかりですか?

そうです。右手を上げた時に、からだが転倒しないようにバランスを取っています。

この動作は無意識にからだが、おこなっている姿勢制御です。

もう少し、詳しく補足すると脳は、右手を上げる動作よりも先に

バランスをとるための姿勢制御を先におこなっている、ということです。

右手を上げる動作に意識がいきがちですが、

脳内では右手を上げる動作よりも、右手を上げるために必要な

無意識下での姿勢制御に重点が置かれているのです。

らくだ接骨院

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