情報(イメージの仕方)でからだの動きが変わる その18
らくだ接骨院
前回は重力とバランスの姿勢制御についてのお話しでした。
まず、前回もお話ししたように、動作を起こす前にからだを安定させ、効率よくバランスをとる、ことが大切となります。
人は動作をするために、目的に応じてからだのある部分を固定させ、からだの一部を動かして使っています。
動作には、からだを固定して使う部分と目的を達成するために動かさなければいけない部分があります。
静の部分がなければ、からだを動かすことはできません。
そして、からだの動きを考える中で大切となってくるのが、抗重力筋という、姿勢を保つために重力に対して姿勢を保持する筋肉が働きます。
例えば、立位で右手を上げた場合を考えてみます。
もう、お分かりだと思いますが、右手を上げる動作に備え転倒しないように姿勢を保つために、まずは、お腹の深いところにある筋肉が働き、次にからだの表面の近くにある抗重力筋が働きます。
抗重力筋は主に背中、太もも、お腹、ふくらはぎなどの筋肉が働き立位姿勢を
保持することができます。
また、どの抗重力筋が強く働くかは、個人がもっている姿勢やクセにも影響されてきます。
『後記』
今年、最後のブログとなりました。今年1年、「情報(イメージの仕方)でからだの動きが変わる」というタイトルで長々と発信してきましたが、『脳とからだと痛みの関係』はかなり奥深く、わかっていない部分も多くあります。
慢性的な痛みでなかなか症状緩和にいたらない方の多くは、からだの構造的に問題がないケースが多く、腰痛に関しては現代の医学をもっても原因がほとんどわかっていない現状があります。
少しでもこの内容が参考になれば幸いです。
1年間ありがとうございました。
らくだ接骨院
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