情報(イメージの仕方)でからだの動きが変わる その19
お知らせらくだ接骨院
前回は姿勢を保つためには抗重力筋という、重力に対して姿勢を
保持する筋肉が働くというお話しでした。
今回は、どのような場面で抗重力筋が働いているかみていきます。
例えば、右肩関節が痛みで関節可動域が低下している場合を考えてみたいと思います。
通常は、肩関節の構造的な問題や肩関節周辺の問題などの影響を考慮に入れて考えなければいけませんが、それだけでは不十分です。
例えば、抗重力筋のふくらはぎの筋出力を高めてあげると、肩関節の可動域が上がったり、足底感覚を高めてあげることで肩関節の可動域が上がるなど、全てではありませんが臨床上経験しています。
これは、抗重力筋である、ふくらはぎの感覚(収縮感)が上がり筋出力が高まることで、転倒する危険性がないと一時的に脳が判断した結果です。
脳は転倒するリスクが予め予測できていることに関しては、安心します。
また、よくわからない状態では、危険と判断しからだは防御反応をおこします。
これが、からだの筋緊張となってからだの様々なところにあらわれます。
すなわち、脳は常に安心、安全なバランス制御を心がけています。
また、からだは、自分の意思のまま動いていると思われがちですが、私たちの動作や運動が意思に反して制御されてしまうのです。
その結果、筋出力の低下や姿勢の乱れ、からだの不調、痛みなど
様々な不調の原因となってきます。
それは、意思に反して、からだがオートマチックにコントロールされてしまうからなのです。
らくだ接骨院
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