情報(イメージの仕方)でからだの動きが変わる その20
お知らせらくだ接骨院
今回はなぜ、ふくらはぎの筋出力をあげることで肩関節の可動域に変化がでたのか、補足説明していきます。
まず、筋肉は様々な要因で緊張度合が日々変化しています。
身近で起こりやすいのは、ストレスでおこる反応があります。
ストレッサー(ストレスの原因となる刺激)として気候、音、匂い、不安、悩み、仕事、人間関係など個人によっても様々あります。
このストレッサーがやっかいなもので、代表的なもので腰痛があり、からだの不調として痛みを感じたりします。
また、胃、お腹の不調として自覚することもあります。
腰痛として感じやすい人もいれば、胃やお腹の不調として症状に出やすい方がいる、ということだけで、からだのあらゆる場所に不調としておきる可能性があります。
特に慢性的な腰痛に関しては言えば、腰に構造的な問題がない場合がほとんどです。
脳は、からだの状態がよくわからないと危険と判断し、からだは防御反応をおこします。
これが、からだの筋緊張となってあらわれます。
では、なぜ、ふくらはぎの筋出力を上げることで肩関節の可動域に変化がでるのか・・・?
まず、私たちが行えるセルフケアとして、ふくらはぎの筋出力をあげる方法として、一般的にはマッサージやストレッチ、などが当てはまりますが、多くは過剰刺激により筋弱化を招いてしまうケースがあります。
程よく、さする刺激は脳に受け入れやすくなり、感覚情報を入力したことにより脳が安心して、筋緊張しなくても大丈夫だと認識します。
その結果、一時的に筋出力が上がるのです。
特に姿勢を保つために必要な筋肉が過緊張から解放されることが大切です。
日々、筋出力はオートチックに制御され抑制された状態にあることが、ほとんどですが脳の誤作動により必要以上に力を入れてしまったり、その逆もあるのです。
最後に、この内容は全ての方にあてはまるものではありません。
その方の抱えている生活環境やさまざまな要因でも変わってきます。