加齢と筋肉の関係
お知らせ在宅訪問事務所
筋肉の衰えは30代から始まり、何の対策もしなかった場合には年間250gずつ失われていきます。
50歳から75歳の間には全身の25%の筋肉がなくなると言われています。
ご存知の方も多いと思いますが、加齢に伴って筋肉の量と質が低下していくものを「サルコペニア(加齢性筋肉減弱症)」と呼びます。
この状態にある人は、75〜79歳では男女とも20%、80歳以上では男性の30%、女性の50%に上ります。
筋肉の衰えは運動能力の低下だけではなく、糖や脂質代謝、認知機能の低下も引き起こすことがわかっています。
高齢者について言えば、10日間の入院で全身の筋肉の30%が失われると言います。転倒して骨折し、そのまま回復できずに車椅子や寝たきりの生活になってしまうことが珍しくありません。
普段から運動を心がけ、筋肉の質を高めておくことが重要と言えるでしょう。
私たち訪問マッサージでは患者様のお身体の状態に合わせたリハビリも行っています。
例えば最近歩くのが大変になってきただとか、病み上がりで体力が続かない、生活に支障があるといったお悩みの方にはぜひご相談頂ければと思います。