情報(イメージの仕方)でからだの動きが変わる その23
お知らせらくだ接骨院
今回は「立つ」について考えてみたいと思います。
人間は2本の脚があり地面に立つ事ができます。
みなさんは「立つ」とはどのようなイメージを持たれているでしょうか?
多くは「立つ」=「静止」のイメージを持たれているのではないでしょうか?
実は、人間は静止して立っているのではなく、小刻みに揺れながらバランスをとりながら立っています。
私達の脚は静止するための物ではなく、次の動作をおこなう為にあります。
椅子の脚の様に、その場所に安定するために存在するものではありません。
一見して、私達の脚も立位時は、安定して動かない方がよいとされていますが、外部からの急激な衝撃を受けたときに、受け流すための姿勢がとれていなければいけません。
サッカーやバスケットボールなど動作の中でコンタクトがあるスポーツだと、からだを固めた状態で使ってしまうと次の動作に移りにくいデメリットがありケガにも繋がってきます。
コンタクトにより体勢が崩されても、受け流すことができ無意識に次の動作に移れる反射が必要になってきますので立位での安定性が必ずしも必要だとはいえません。