たんぱく質を摂るということ
お知らせ在宅訪問事務所
最近はたんぱく質を摂ることが身体に良いことだと言われ、プロテインの入った飲み物や食べ物が多く売られています。
しかしながら、なんでもそうですが身体にいいからといってやたらと摂取すれば良いというわけではありません。
たんぱく質の摂りすぎは腎臓に大きな負担をかけます。
基準値は1日に体重×0.8g摂れば十分だと言われています。
それ以上摂るなら筋トレなどして消費する必要があります。
たんぱく質の身体への影響は、動物由来か植物由来かにも左右されます。
肉や魚からたんぱく質を摂ることは効率が良く、ビタミンなども多く含まれますが、例えば動物性たんぱくに含まれるアミノ酸であるリジンはガン細胞などの腫瘍を成長させることがわかっています。
ハムやソーセージなどの加工食品はそれ自体に大腸ガン発症のリスクがあるので好ましくありません。
豆類や野菜由来の植物性たんぱくはそういったリスクを減らし、より健康的に栄養摂取できるという点で優れています。
具体的に挙げてみると以下のようなものにたんぱく質が多く含まれます。
- 大豆とその加工品(納豆、豆腐)
- えんどう豆
- そら豆
- アスパラガス
- ブロッコリー
- 芽キャベツ
- とうもろこし
- バナナ
- アボカド
これは動物性たんぱくを摂取するのはやめた方がいいということではなく、あくまでもそればかり摂取するのが良くないということです。
バランスが大事です。