情報(イメージの仕方)でからだの動きが変わる その35
お知らせらくだ接骨院
前回は脳の誤動作により頭が前に出た(頭部前方位)姿勢が作られてしまう!というお話でした。
今回は、もう少し姿勢について詳しくみていきます。まず、パソコンをしている姿勢を思い浮かべてみましょう・・・
まずは、猫背を思い浮かべるでしょう!
一般的にあごがあがり背中が丸くなった姿勢です。
人間は様々な環境に応じて最適な姿勢を選択しています。
100人いれば100通り選択された姿勢があります。
つまり、良い姿勢の定義は存在しません!
教科書的に良いとされている姿勢は今では古典的な考えとなっています。
そして、残念なことに、絶えず、教科書的な良い姿勢を取らなければいけないと多くの方は、誤った情報を信じ、良い姿勢を意識するあまり肩こり、腰痛を訴える方がいるのも事実です。
姿勢は動的なものであり、その方の置かれた環境によって変化するものです。
整ったり、崩れたり力が入ったり、リラックスした状態でメリハリがあるものです。
そして、完全に静止した状態は『死』を意味します。
睡眠時でさえ『寝返り』として快適な睡眠を得るために動いているのです。
立った状態や座った状態の一部分を切り取って姿勢が良い悪いの判断は出来ません。
『木をみて森を見ず』知っていただきたい事実となります。