情報(イメージの仕方)でからだの動きが変わる その39
お知らせらくだ接骨院
今回は前回の引き続きとして、自覚しにくい感覚の中で大切な感覚としてバランス感覚があります。
私たちは2足歩行をおこなう為に、バランス(平衡感覚)感覚がより必要になってきました。
そして、バランス感覚と共に関節や筋肉などを使って歩行したり座ったり体をコントロールすることが出来るようになりました。
そして、人間の骨盤は2足歩行に適した構造に進化してきました。
そして、姿勢を見る中で骨盤の形状が問題視されています。
ここで、一般的な解釈として、
骨盤前傾(そり腰)が悪とされていますが
『骨盤前傾が悪いのではなく!骨盤前傾にしか動かすことができない!』状態が機能的に良くない!ということです。
骨盤は前傾にも後傾にも自分でコントロール(自分で動かせる)出来ることが大前提の話となります。
骨盤前傾が悪者だという言葉のみが先行し意味が捻じ曲げられてしまった結果、誤った解釈がなされたまま言葉のみが広がってしまったのです。
からだに起きている現象のみをとらえ、本質的になぜ、骨盤前傾が起きてしまったのかを考えることが必要になります。
骨盤の形状はあくまでも結果でしかありません。
そして、私たちが問題視しなければならないのは、
骨盤前傾🟰そり腰🟰腰痛という反射的に言葉の持つ連想により、誤った説得力を持たせてしまった為に腰痛からの脱却が、さらに遠のいてしまっているのかもしれません。